皆様、ヘリスキーは体験したことがありますでしょうか。
日本のいくつかのスキー場でも体験できるところがあるので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
リフトでは行くことの出来ない山頂近くまで一気にヘリコプターで登り、誰の足跡も付いていないパウダースノーを滑り降りるというスペシャルなアクティビティ、それがヘリスキーです。
今回はグリーンランドの中でヘリスキーを楽しむ極意をお伝えしましょう。
スキーという名の冒険を楽しもう!
まずは、東グリーンランドです。こちらでのヘリスキーは、例えば海岸線に沿った広大な山岳地帯から小さな村や町まで、大小様々な景色を楽しむことができます。そのほかにも、水際まで近づける小道があったり、クジラ、アザラシ、ホッキョクグマが見られるかもしれない、氷に覆われたデンマーク海峡も見どころです。
ここには、「狭い」という言葉は存在しません。このエリアの風景は荒れた大地、荒野が多いのですが、ヘリコプターからは、実に250,000kmの荒野が広がるのを見ることが出来るでしょう。壮大なスケールの荒野を見ながら楽しむスキーはもはや、冒険と言ってもいいレベルでしょう!
毎日変わる、ヘリスキーに最適な場所にも対応
西グリーンランドの北極圏のすぐ南にある高山山脈でのヘリスキーは、沿岸地域や、最大2,000メートルの山頂、広大な氷河などを楽しめるでしょう。また、日々変わる天候と共に、ヘリスキーのベストスポットも変わるので、それに対応するべく、ヘリポートのある遠征船もあります。この船では、マニーッチョッとガンガーミウット周辺の群島とフィヨルドシステムに直接アクセスできます。またこの船のスタッフは、このあたりの情報に詳しいので安心ですし、さらには料理の腕も素晴らしいと評判なのです。
ヘリスキーは、スキーだけを楽しむものではありません。
グリーンランドを訪れる多くのヘリスキーヤーにとって、楽しみはスキーだけではありません。普段尋ねることが難しい高山に位置する、小さな漁師町や猟師町などのコミュニティーで地元の人々との交流が出来るというオプションもついてきます。
ヘリスキーを楽しんだ後は、地元の街へ降りていき、通りで住人たちが日常のお喋りを楽しんでいる中に混じって交流することが簡単に出来ます。ヘリスキーが楽しめるような大自然の山々で普通に生活している様子を窺い知ることが出来るのは、私たち旅行者には驚きの連続でしょう。
ヘリスキー、やってみたくなりますね。普通の人がたどり着くことのできない、高地へさっとヘリコプターで移動でき、スキーが楽しめるのはとても魅力的です。ただ、余り人が行かないこともありますので、きちんとしたガイドについて、安全面には留意して楽しみたいものですね。
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