旅の楽しみと言えば、非日常を味わうことが一番だと思いますが、旅先で暮らす現地の人にとって見れば、そこは日常の生活を送る場所。普段の私たちと同じように、毎日の生活があり、学校なり仕事なりと、日々の当たり前の暮らしがあるのでしょう。でも、そこは遠い外国。様々な習慣や、文化の違いに驚くことも多々あります。
笑顔であいさつしてみよう!
いきなり外国人が交流したい!と意気込んでも、礼儀は大切にしないといけません。でも、グリーンランドの人たちは親しみやすく暖かいおもてなしの心を持つことで知られています。こちらの心構えとしましては、まずは、笑顔で話しかけてみましょう。きっと明るく対応してくれるはずです。例えば、珍しい風景やグリーンランドならではの生活の様子を目にし、写真を撮りたい時が有ると思います。そんな時も、笑顔で一声かけることが大切です。そこから、話が弾んでいく可能性もありますよ。また、もし、断られたり、撮られたくないような雰囲気の場合には現地人たちの気持ちをリスペクトしましょう。写真は撮られたくなくても、話だけはしてくれるかもしれませんしね。
地元の習慣を尊重しましょう。
グリーンランドに住む人たちにとっては、観光客である私たちは、やはりよそ者であることには違いありません。好奇心旺盛でオープンマインドなグリーンランド人ですが、甘え過ぎてはいけませんね。私たち、外から来た人間は、現地の暮らしを覗かせてもらっているという気持ちを持って、現地のルールに従う事が重要です。日本に住む私たちにはビックリするような食習慣や文化を持っていることもあるかもしれませんが、なるべく現地の習慣になじむように行動してみましょう。その方が、現地の人も喜ぶでしょうし、結果として受け入れられる可能性が高くなります。一つの例として、グリーンランドでは室内では靴を脱ぐ習慣があります。これは私たち日本人にとっては受け入れやすい習慣ですが、外国に行くとついつい忘れてしまう習慣でもあります。周りの様子を見ながら対応してみましょう。
現地の言葉で挨拶してみよう!
グリーンランドでは、グリーンランド語とデンマーク語が話されています。この二つはずいぶん違う言葉ですが、現地の人はデンマーク語が話せないと、将来の進学や、就職に不利になるので学ぶ人がほとんどだそうです。さすがに私たち観光客が言語を学んでから現地入りするというのは、時間が掛かり過ぎますしハードルが高いですが、挨拶の言葉ぐらいは覚えていくと便利ですよ。
ここで、ビデオをご紹介しますので是非練習してみてください。
日本に住んでいてもそうですが、いきなり英語でペラペラと話しかけられるより、ぎこちない日本語で「こんにちは」や「ありがとう」と言われると嬉しいですよね。自分が観光客になったら、今度は現地の言葉で交流を試してみましょう。
ビデオと共に、こちらでも基本的な言葉をご紹介しましょう。カタカナがついてますので、わかりやすいですね。
<現地の人と出会ったら、まずはこれを言ってみましょう!>
おはよう Kumoorn (デンマーク語) グモーン
こんにちは Inuugujooq / Haluu イヌーグヨーック / ハルー
こんばんは Godaften (デンマーク語) グアフデン
<いきなり本題に入るより、ワンクッションあるといいですね!>
お元気ですか? Ajunngilatit? アユンギラチッツ
調子はいかがですか? Qanoq ippit ガノック・イッビッツ
いい天気ですね Silagippugut シライッブグッツ
<別れ際には大切な言葉はこれでしょう!>
ありがとうございます Qujanaq コヤナック
おやすみなさい Sinilluarina シニスルアリナ
さようなら Bye/Baaj バーイ
またお会いしましょう Takuss タクッス
よい一日をお過ごしください Ullorsiorluarina ウルソシオスルアリナ
これらの挨拶の言葉を参考にして、後は、ボディランゲージと英語も強い味方!になるでしょう!
観光客として、現地の人と交流したい場合のこちらの心構えをお知らせしましたが、基本的にグリーンランドの人々は、人懐っこい性格だそうです。地元の人々から路上で話しかけられるなんて、嬉しいハプニングもあるでしょうから、楽しんでくださいね。
引用元URL
https://visitgreenland.com/first-time-in-greenland-guide/
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