グリーンランドの人々と交流する

穏やかで気取らない人々

グリーンランドでの生活には陽気さが欠かせません。何事もあまり深刻には受け止めないのです。大なり小なり問題は出来る範囲で解決しなくてはならず、どんな出来事もあまり大騒ぎしないようにしています。

私たちはよくおもてなしの心があり、陽気で親切だと言われておりますが、私たち自身からすると適応力があり、放浪好きで文化的に多様性に富んでいます。

好奇心旺盛で器用なグリーンランド人

海岸線に居住地は散らばっていますが、一つ一つは平均的なサッカー場くらいの大きさしかなく、自然の気まぐれな変動と密接に関わっており、天気が悪いときには何日間も肩をすくめて待つ以外にやることがないのです。

都市部では彼らは起業家であったり、漁やハンターであったりしますが、誰しもが海と山との生活を愛しています。特別美味しいわけでもないコーヒーをみんなで飲みに行き、寒い気候と矛盾するようですがアイスクリームが大好きで、泳ぐのが得意なわけでもないのにスイミングを好み、日常のリズムも独特でオフィスで働いていたかと思うと、近くのフィヨルドまでボートで向かったりします。

この寒さも日常のうち

グリーンランドの厳しい寒さと地形について現地の人々は忘れがちで、旅行者であればすぐに気づくような素晴らしい景色なども時々当たり前のものとして受け入れてしまうことがあります。

大事な文化的、気候的なイベントも忘れがちで、大げさに騒がないという昔ながらの習慣が遺伝子に刻まれているかのようです。

ただ、生活環境はそこまで厳しいわけではなく私たちは土を乾燥させて作った家やイグルー(igloos)に住んでいるわけでもないです。実際には普通の現代的な社会生活を営んでいます。しかしそうはいっても、気候、文化・歴史、植物、動物、光、音、景色、言葉そして私達自身がグリーンランド独特の社会を作り上げているのです。

  • グリーンランドの人口は56300人ほどです。
  • 陸地の82%は氷冠で覆われ、海岸線の一部が居住可能地域となっています。
  • 陸地の広さは世界で12番目の大きさですが、人々の居住地は広く点在しています。
  • 私たちは小さな町や村に住んでおり、それぞれをつなぐ道路はありません。

刻々と変化するグリーンランド

グリーンランドは常に変化し続けています。最初の入植のことから今日に至るまで文化は多様性に富み、独立のための運動など、グリーンランドは自分たちの手で運命を切り開こうとする人たちで溢れています。

現在私たちは地理的に社会的に他から隔絶されているグリーンランドのアイデンティティーについて議論しています。そして多くのエネルギーを費やして、グリーンランドが国として成り立っていけるのかということに注力しています。あなたがグリーンランドを訪れる頃には果たしてグリーンランドはどのようになっているのか楽しみにしていてください。

  • ヌーク(Nuuk)は世界で最も小さな首都の一つで16500人ほどの人が住んでいます。
  • 90%は元々グリーンランドに住んでいる人たちの子孫で、10%は主にデンマークからの移住者であり、他の国からの移民も増えてきています。
  • 第一言語はグリーンランド語ですが、デンマーク語が第二外国語かつ公用語です。しかし外へ出れば、タイ語、ノルウェー語、アイスランド語、フィリピン語、英語など他の言語も目に入ります。

グリーンランドの人々と交流をするベストシーズン

6月〜8月までの夏の時期はグリーンランド人同様に外も太陽が沈まずに明るく、他の時期でもカフェミック(Kaffemik)というお茶会にあなたを招待してくれるかもしれません。夏であればグリーンランドの人たちと一緒に羊牧場に行く機会もあるかもしれません。

冒険度

グリーンランドの家々を尋ねるのに必要なのは常識的な誠実さと健全な好奇心です。羊牧場や町のB&Bなどで長期滞在する場合には文化の違いに対する剣閃な関心を持つことが重要です。

引用元URL
http://www.greenland.com/en/things-to-do/cultural-experiences/meeting-greenlanders/

編集者 56記事
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