新旧の文化が混ざる霧の町 パーミュート(Paamiut)

鷲のようなバイタリティ

グリーランドの全てが動物王国を売りにできるわけではありません。しかしパーミウ(Paamiut)では可能です。グリーランドのネットラリック(Nattoralik)と呼ばれるオジロワシがパーミウには多く生息し、町の人は彼らに親近感を持っています。街の若者は自分たちのサッカーやハンドボールチームをネットラリックと名付け、マスコットももちろん鷲です。鷲や野生動物を見に、是非パーミウを訪れてみてください。大空を飛ぶ鷲を見れば幸運が訪れると言われています。

ちょうど鷲のように、パーミウは独立した町として成り立っています。霧の濃い町として知られ、大自然のなかで新旧の文化が混じっていることでも有名です。旧市街の絵になるような美しい街並みや女性たちが何千ものビーズとシールスキンを編んで日用品を作る様子を見てみましょう。パーミウでの生活について知るためには、地元の人達と交流してみるのが一番です。ほんの少しの社交性と微笑みがあれば誰とでも打ち解け、もしかしたらカフェミック(Kaffemik)に招待されるかもしれません!

パーミウのバックカントリー

鷲以外にもパーミウには豊かな自然が広がっています。冬にはウィンタースポーツを愛する人が夢見るほどの雪に恵まれます。ハイキングスキーにせよクロスカントリーにせよ、誰もまだ滑っていない新鮮な雪が残る場所が見つかることでしょう。

夏には雪が溶けて、ハイキングトレイルが姿を表します。世界の頂にいるかのような感覚でハイキングに出かけたり、島中を何kmも歩いてみましょう。丘には綺麗なアンゼリカが咲き誇っているので道中積んでみるのも良いかもしれません。

グリーランドのどこでもそうですが、パーミウでもセイリングは夏場の人気なレジャーです。フィヨルドから古い家々が依然として残る集落までセイリングに出かけてみたり、グリーランド氷床に直接流れ込む近くのセンミリック(Sermilik)フィヨルドまでいってみたりするのもおすすめです。

前人未踏の道

大都市圏の中ではパーミウは依然として謎に包まれています。他の大都市は有名な観光スポットへと向かう観光客が多いですが、パーミウではそれとは別の自然のレジャーが人々を惹きつけています。

パーミウの人々は非常に人懐っこく、すぐに仲良くなることができます。観光客をすぐ見分けることができるので、すぐに誰かが近寄ってきても驚かないでください。みんな地元に誇りを持っており、みなさんとそれをシェアするのを楽しみにしているのです。

  • パーミウは1742年に創立し、1500人が住んでおります。
  • パーミウは「入口に住む人々」という意味で、これはグアンネルソーク(Kuannersooq)フィヨルドの先端に町が位置していることに由来します。
  • パーミウはオジロワシを見るのに最適な場所です。
  • パーミウは教会と美しい建築物で有名です。

パーミウの特別な景色

パーミウでの観光は、様々な経験の中に美しさを見出すことにあります。町の教会へ出かけてみてください。木の生えないこの地でその教会は美しい木造建築として建っているのです。または町の中心にあるカラフルな橋へ行って、その下を流れる川の流れに耳を澄ませてみましょう。目を閉じれば、古きよき時代のように人々が河川敷で服を洗っている音が聞こえてくるでしょう。

  • パーミウにはホテル・イヴァーナ(Hotel Ivaana)と言うホテルがあります。
  • アークティック・ウミアック・ライン社(Arctic Umiaq Line)のフェリーが週二回パーミウに就航し、一つは南、もう一つは北へと向かいます。
  • パーミウにはコンビニとスーパーがあります。
  • パーミウでタクシーを呼ぶにはこちらに連絡してください。(+299 25 53 63.)

 

アクセス手段

パーミウまではヌーク(Nuuk)からエアーグリーンランド社(Air Greenland)の飛行機で向かうことができます。夏にはナーサースァック(Narsarsuaq)の国際空港から向かうこともできます(エアーグリーンランド社とエアーアイスランド社(Air Iceland)が運行)。アークティック・ウミアック・ライン社の旅客船が西海岸を南はカコトック(Qaqortoq)まで、北はイルリサット(Ilulissat)まで就航しており、パーミウにも寄港します。

引用元URL
http://www.greenland.com/en/destinations/capital-region/paamiut/

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