その数235種類!カウンターを持って記録を作ろう!
グリーンランドには実に235種類もの渡り鳥がやってくるそうです。中にはグリーンランドの固定種がいるのですが、その数は235種類のうちの約60種類ほど。今回はその中でも繁殖期にグリーンランドに渡ってくる種類に絞ってご紹介しましょう。
グリーンランドで見られる一番大きな渡り鳥、オジロワシ
オジロワシは全長は1mほどですが、羽を広げるとなんと、2mもの大きさになるものもあるそうです。ノルウェーでは4歳の子供がオジロワシに捕まり、1.6キロ先の巣まで危うく連れ去られそうになったという話も残っているそうですので、その迫力は想像以上と言えそうです。しかし、オジロワシは天然記念物ですので、見られる機会は大変貴重です。
硬い翼で荒れた海でも自由に飛べる、フルマカモメ
フルマカモメは名前はカモメですが、実はカモメの仲間ではなく、ミズナギドリの仲間だそうです。形状が似ていることからカモメと言われているのですね。ただこの、フルマという名前はノルウェー語で「悪臭を放つ」という意味がある言葉に由来するそうで、何故かというと、攻撃されたときに、防御の為に臭い液体を口から出すからだそうです。近づく際には気を付けないといけないですね。また、体の特徴としては、翼がとても固いことで、そのために、悪天候の海の、荒れた波でも海面すれすれまで近づいて獲物を捕ることが出来るそうです。
見た目はペンギンみたいに可愛い!ハジロウミバト
ハジロウミバトは、冬と夏でその範囲は変わるのですが、全身が黒い毛と白い毛でおおわれていて、その姿はまるでペンギンのようです。なぜハトという名前がついているかというと、体長30-35cmという大きさが概ねハトと同じだからだということで、見た目は全くハトには似ていないですね。また、毛の配色だけでなく、足が短いところもペンギンに似ているので、是非歩くところを見てみたいものです。
ほかにもたくさんの鳥が見られるグリーンランドで
今までご紹介したのはほんの一部です。鳥類は、飛んでいる間は、見ることがなかなか難しいですし、そう近くまで寄って来てくれることも稀です。ここは、グリーンランドへ行く際にはバードウォッチングの為に、この際双眼鏡を用意するのもいいかもしれません! 拡大してみると、表情まで見れて、今まで以上に鳥に対して興味が出るかもしれないですね!
参考
https://visitgreenland.com/about-greenland/animals-of-greenland/
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