グリーンランドの野生動物たちは、わたしたち人間よりはるかに強いことをご存知ですか? グリーンランドの厳しい自然環境に適応しながらしなやかに生きている様は美しく、見ていると感動せずにはいられません。自然と一体になった、自然そのものになった動物に圧倒されるといってもいいでしょう。今回はグリーンランドに住む、様々な野生動物をご紹介します。
グリーンランドの哺乳類はどんな種類がいる?
まず最初に哺乳類をご紹介しましょう。ホッキョクグマ、ジャコウウシ、トナカイ、ホッキョクギツネ、ノウサギなど、実に種類は豊富です! 中にはここでしか見られない動物というのもあり、例えばホッキョクオオカミは北のエリアしか見られません。ネズミの一種である可愛らしいレミングは北東グリーンランドの氷床等でしか見られないそうです。お目当ての動物がいる場合は情報集めも大事ですね。
ジャコウウシはカンガルッスァック周辺に集中しており、10,000頭以上の群れが見れることもあるそうです。またトナカイも西海岸沿い、東海岸などで食物を求めて内陸と海岸の間を移動する大群が見られるそうです。
ホッキョクグマは、海と陸の境にいてアザラシや鳥など、狩りをする姿を見ることが出来ます。また夏の間は、海岸で植物などを食べる姿が見れますよ。ホッキョククマは冬の間にも冬眠しないのでいつでも見られますね!
グリーンランドで見られる鳥の種類
キジ科のライチョウは、夏と冬の間で毛の色が変わり、冬は雪に同化して羽根を白く、夏場は岩場に同化して羽根を茶色く変化させます。こうして外敵から身を隠しているのですが、ライチョウを狙うオジロワシやグリーンランドハヤブサは上空から一気に狙ってくるそうなので、そんな狩りの姿が見れたらラッキーですね。
グリーンランドの鳥は、名前も生態も実に独特で、種類も多いそうです。日本でもおなじみのスズメ、フクロウ、カモメなどから、グレートノーザンダイバー、フルマー、カワウ、マーガンサー、サンドパイパー、サンドラン、ターンストーンなど、名前を聞いてもピンとこないものまで様々です。
やっぱり外せない、クジラやアザラシなどの海洋動物!
クジラはグリーンランドでも大人気です。というのも、その大きさから船上からでも簡単にその姿を見つけられるからですよね。ジャンプするザトウクジラ、狩りをするシャチ、海氷のすきまに飛び込むイッカクなど見どころはたくさん。グリーンランドで見られるクジラは、ミンククジラ、シロイルカ、シロナガスクジラ、マッコウクジラ、ナガスクジラなどですが、全種類制覇したいですね!
次にアザラシ。アザラシも実に種類が多いのですが、子供の生まれる時期に行くと絶対楽しいでしょうね!
他には、セイウチもいます。セイウチはとても大きく、中には1トンもの巨大サイズもいるそうで、氷の上ではのんびり動いているので、私たちもじっくりと観察することが出来るでしょう。でも実は海の中ではとても素早く泳ぐそうですよ。
海での楽しみは、他には釣りがありますね。サーモンなどいかにも美味しそうですが、他にもタラ、エビ、カニなど、釣れる種類もたくさんあります。釣りも、グリーンランドでは人気があるアクティビティなんですよ。
グリーンランドではペットもユニーク!
グリーンランドでは人と暮らす動物もたくさんいます。ペットというよりは、生活のための相棒というところでしょうか。その代表格となるのが、犬ぞりの犬です。極寒の中、長距離を文句も言わず走ってくれる心強い相棒ですね。他には、馬や羊なども可愛らしさと実益を兼ねた、生活の相棒と言えますね。
グリーランドには豊かな自然がたっぷりあることは、皆さん既にご承知のことと思います。でもこの豊かであり、厳しい自然のなかで生活する動物たちがこんなにも多種多様だとは思いもしませんでした。それぞれに、生き延びるための術を見つけながら懸命に生きている姿を見るのは感動の体験になると思います。
引用元URL
https://visitgreenland.com/things-to-do/arctic-wildlife-in-greenland/
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