グリーンランドへの旅、その成功の秘訣！〜パート5最終回〜

グリーンランドへの旅の達人になるためのインタビュー、いよいよ今回が最終回です。全五回のインタビューシリーズのまとめとなりますので、これを読んだらグリーンランドに行かずにはいられない！　という情報になっていますよ！　ぜひ参考にしてくださいね。

大迫力の野生動物を間近で見る！

グリーンランドにあって、日本にないもの、それはやはり、豊富な種類の野生動物を間近で見る体験でしょう！　どんな迫力体験があったか、聞いてみたところ、ジャコウウシのオス２頭が角をぶつけ合いながら戦っている場面に遭遇し、間近で見たことがあるということでした！　縄張り争いやメスを争って、それこそ命がけの戦いです。思わず息を飲む、大興奮の迫力でしょうね！

また、野生動物に関するエピソードで、印象に残ったものを伺ったところ、なんと、テレビのロケのため、一角クジラが現れるのを待っていたことがあったそうなのですが、その待ち時間。なんと、10日間！　その間24時間氷上生活という過酷な経験もあったんだそうです。テレビ番組を見ているだけでは感じられない、生の情報ですね！

広い広い、グリーンランド。さて、どうやって行きたいところへ行きましょうか。

ツアーを組んでいく場合は、観光バスとセットになっていることも多いでしょうが、それでも自由時間は多少ありますよね。そんな時、移動手段があらかじめわかっていると便利です。

ヌークやシシミウットといった大きな町では、市バスが走っているということでした。地元のバスって、外国では結構ハードルの高いチャレンジだと思うのですが、これをやり遂げた後の達成感が割と好きで、私はよく試したりしています。地元感を味わえる体験ですよね。
もちろん、タクシーもありますので、安全面や確実に目的地まで連れて行ってくれる安心を求めるあなたも、大丈夫です。また、規模の小さい町では徒歩で回れるので、お散歩を十分に楽しんでくださいね。もちろん、雪山では犬ぞりや、雪上バイクもありますよ！

はっきり言って、どれぐらい好きですか？　グリーンランドのこと。

ズバリ聞いちゃいました。その答えは……。「住みたいと思っていますし、実際引っ越しの予定があります！」。さすが、数々のグリーンランドの魅力を教えてくださっただけのことはありますね。グリーンランドに魅せられて、実際引っ越しまで決意させるとは……。！

豊かな自然と素朴な人達に囲まれて穏やかに暮らすイメージがすぐにわいてきますが、人間関係は日本と違ったりするのでしょうか。聞いてみたところ、それは人それぞれということでしたが、例えば、小さな集落では、やはり腕のいい漁師というのは、女性にモテるようです！人間も原点に返ってみると、生活力というのはやはり大事だということですね。